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レポート

雄勝硯プロジェクト

600年の伝統工芸「雄勝の硯」、復活に向けて

2011年12月13日

雄勝(おがつ)の硯は、国内産の硯の9割を作り出す「日本一のすずりの里」です。宮城県石巻市雄勝地区で生産される硯は、室町時代の古来から高い評価を受け、伊達政宗公も絶賛した、と言われています。雄勝地区の山から切り出される黒々く重厚感あるスレート(原石)を、職人が一つひとつ丹念に削り、磨きをかけていきます。

http://www4.famille.ne.jp/~suzuri/japanease/koutei.html

しかし、東日本大震災の津波は、地区の工房や職人の自宅を飲み込みました。

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地区の人口は、現在、震災前に比べて4分の1に、地元に残る硯関連事業者も3社と、硯産業は壊滅的な被害を受けました。しかし、絶対に伝統の灯を絶やさない、との想いのもと、硯関連事業者が雄勝硯生産販売協同組合のもとに集い、新たに共同の作業場を作り、材料の調達や製造・販売を集約することで、再起をかけることになります。それが、東北共益投資基金が支援する第一号案件です。

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現在は、同組合理事長で澤村製硯の澤村文雄社長を中心に、震災前に切り出していたスレートを硯や新たに食器として加工し、販売できる体制を構築しようとしています。同組合が新しい雄勝地区において事業を拡大することで、雄勝に人が戻り、硯を中心にした新しい地場産業の基礎になると考えています。硯だけではなく、スレートを使った食器や工芸品などの新事業展開にも力をいれ、新しい地場産業を創生することで、人が戻り、新しい人のつながりを持つ地域になると考え、当基金が支援するに至りました。

 

同組合の活動状況や、当基金の支援状況は、随時このホームページでご報告していきます。

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